ドローイング 本体関連
機能強化項目
1. マウスジェスチャ機能
- マウス周辺で設定変更/コマンド起動などを簡易にできる機能を搭載し、機能切り替えのためのマウス移動量を大幅に軽減できるようになりました。
ドラッグ開始位置から8方向(4方向)に機能を設定できます。
Shift、Ctrl を組み合わせることで最大32機能の設定が可能です。 - ジェスチャ機能をより便利に使えるポップアップ機能を用意しました。これらはキー割付して利用することも可能です。
・コマンドモード切り替え機能
・コマンド履歴選択機能
・スタイル選択機能
・レイヤ切り替え機能
・「マイツール」起動機能
・「タブメニュー」/「ツールボックスメニュー」起動機能
2. ウインドウ操作の改良
- 2009の[並べて表示]を[横に並べて表示]とし、新たに[縦に並べて表示]コマンドを搭載しました。
- 特定方向(左/右/上/下)にメイン作業ウインドウを配置し、残りをサブウインドウとして反対側に並べる[変形タイル表示]機能を搭載しました。
[左メイン表示]
[右メイン表示]
[上メイン表示]
[下メイン表示]
[変形タイル表示(窓選択)] - 作図ウインドウと指定したウインドウの表示操作を連動できる機能を搭載しました。
[2ウインドウ連動] - [Ctrl+TAB]等のウインドウ切替で、作業中のウインドウをイメージで選択できる機能を搭載しました。
- アイコン化した図面ウインドウのタイトルバー上にマウスを置くと、作業中のイメージを表示する機能を搭載しました。
- タイル表示などで利用されるウインドウの並び順に(現行の)「アクティブ順」に加えて、「開いた順(FX方式)」「ファイル名順」を選択できるようにしました。
- タイル表示などで利用されるウインドウの内容表示として(現行の)「拡大率維持」に加えて、「表示範囲維持(FX方式)」を選択できるようにしました。
- 図面ウインドウのスクロールバーの表示/非表示を切替える設定を搭載しました。
3. ファイルコマンド
- 排他制御の方式を、他のWindowsアプリと同様にする方式を選択できるようにしました。
これを利用すると、他人が作業中のファイルを移動、削除等はできなくなります。 - Vista以降のOSで、「作成者」「備考」等の表示する機能を搭載しました。
- Vista以降のOSで、ファイルブラウザの「詳細表示」状態を維持する機能を搭載しました。
- 備考名の変更に対応しました。
- プリンタ出力ダイアログ上での設定機能を搭載しました。
・モノクロ印刷設定
・出力プリンタの保持
・(プリンタ側の)用紙、出力方向選択機能
・用紙中央出力機能 - プリンタ出力機能を調整し、出力品品質を向上しました。
・ピッチ補正:破線のピッチを補正し、線端、中央に実線部分が来るよう調整する機能を搭載しました。
・太線対応;太線を出力した場合に、線端を丸く出力して線同士の接合部に溝ができないよう調整する機能を搭載しました。
4. 表示コマンド
- 指定要素レイヤの表示化、指定要素レイヤの休眠化コマンドを搭載しました。
5. 作図・編集コマンド
- 開始位置からほぼ水平/垂直方向にマウスを移動した場合に、開始位置を基準にした軸に吸着する機能を搭載しました。
[作図]-[線]-[線分]
[編集]-[移動]/[複写]-[平行]/[平回転]
[編集]-[変形]
[文字]-[移動]/[複写] - 楕円/曲線を参照する作図・編集する機能を強化しました。
[作図]-[円]/[円弧]-[3要素]
[編集]-[トリム]-[角丸め]
[作図]-[オフセット]※「楕円」「Nurbs曲線」に対するオフセット結果が「Nurbs曲線」となります。 - [雲形]作図機能を搭載しました。
- 編集対象要素を認識した後に、[複写][移動][削除][グループ結合・解除]を行う[認識編集]コマンドを搭載しました。
6.寸法コマンド
- 溶接記号の作図機能を強化しました。
今まで一緒に記載できなかった「表面形状」「仕上げ方法」「特別指示情報」等を記入できます。 - [整列]コマンドに、[連段間隔]を利用して連段形状に整列する機能を搭載しました。
7.その他強化
- 寸法記号の記述を維持したまま、対象移動できる機能を搭載しました。
※Ver.5以降で作図された[溶接記号][幾何記号]のみが対象です。
機能改善項目
1. [ファイル]-[プロッタ]-[全図面]/[範囲]コマンド
- 同図面を複数枚連続で出力できる設定を設置しました。
- 塗潰しデータム線端を、塗潰した状態で出力できるようになりました。
2. [ファイル]-[プリンタ出力]-[全領域]/[範囲]コマンド
要素色⇒線幅の設定利用できる機能を用意しました。
3. [編集]-[グループ]-[除外]コマンド
「部品」-「シンボル挿入」で、配置した部品シンボルもグループ除外ができるように対応しました。
4. [寸法]-[記号]-[幾何]コマンド
- 記入枠数を指定しなくても、記入できるようにしました。
- 公差で利用される特殊文字の対応を増やしました。
5. [寸法]-[バルーン]コマンド
- [配置]:「文字を全て入れる」オプションを追加しました。
- [移動]:コマンド開始時にはLiteをアクティブに、コマンドダイアログ変更時EnterでLiteがアクティブになるようにしました。
- [整列]:コマンド開始時にはLiteをアクティブに、コマンドダイアログ変更時EnterでLiteがアクティブになるようにしました。
6. [寸法]作図、編集機能
寸法作図時、引出し線が伸縮された場合に寸法値を引出し線終端にそろえる設定を追加しました。
7. [設定]-[ユーザプロパティ設定]コマンド
- 利用中のユーザプロパティ名を、タイトルバーに表示するようにしました。
- コマンドモード利用の設定を1ページに纏めました。[Cモード]ページ
8. [設定]-[コマンド定義]コマンド
Shift+ファンクションなど、設定可能なキーを追加しました。
9. [ツール]-[詳細図]コマンド
- 詳細図を○で表示できる設定を追加しました。
※円で切りだした際、集合・寸法などの属性は解除されます。Nurbs曲線は、線分群に変換されます。
10. [ツール]-[一括変換]コマンド
- 出力先として[EasyDraw][DXF][DWG][BMI][MC]を選択できるようにしました。
- 一括変換ログを出力/参照できるようにしました。
11. コマンドパネル内容の記憶
コマンドパネルの内容(コマンド履歴、マイツール、タブメニュー)の内容をユーザプロパティ単位で記憶する設定を追加しました。
12. オートコンプリート機能の制御
コンソールパネルのオートコンプリート機能の有効/無効を切替える設定を追加しました。
13. 置換文字列[%S%]の表記法
置換文字列の[%S%]で表示される縮尺の表記方法を選択できるようにしました。
14. ポップアップメニュー
メニューの作成方法を見直し、機能アイコンが表示されるようにしました。
機能改修項目
1. [ファイル]-[開く]コマンド
- パラメータファイルを指定してFX図面を読込んだ場合、内部参照部品を他図面に複写できなかった現象を改修しました。
- パラメータファイルを指定してFX図面を読込んだ場合、レイヤ状態がおかしくなることがあったのを改修しました。
- パラメータファイルを指定してFX図面を読込んだ場合、「未定義情報を検出した時、属性置換を起動」の設定が正しく動作しなかった現象を改修しました。
- パラメータファイルを指定してFX図面を読込んだ場合、ログ出力するようにしました。問題があった場合には、ログを表示するかどうかを尋ねます。
2. [ファイル]-[上書き保存]コマンド
CADSUPER Lite 以外のファイル設定を行っている図面フォルダ上から読込んだ図面(たとえば、FX図面など)を上書き保存した場合、ファイル名に(CSD)が追記されてしまう(xxx.CSD.FXDのようになる)現象を改修しました。
3. [ファイル]-[名前をつけて保存]コマンド
既存のCADSUPER Lite 図面を読込んで別名で保存しようとした場合に、ファイルダイアログ上のファイル名が選択状態にならない現象を改修しました。
4. [ファイル]-[名前をつけて保存]コマンド(下位バージョン出力)
FXⅡVer2.xx形式以下、または他フォーマットで保存した図面の寸法文字の抜き状態がおかしくなる現象を改修しました。
5. [ファイル]-[全図面を閉じる]コマンド
全図面を閉じようとした時に、途中で例外エラーが発生する場合があったのを改修しました。
6. [ファイル]-[プリンタ出力]/[プロッタ出力]コマンド
- レイヤ状態が[出力]と表示されているにもかかわらず、出力できていなかった設定を改修しました。
- プリンタ出力後、ポイントモードが[フリー]になったままになる場合があるのを改修しました。
7. [表示]-[前拡縮]コマンド
同じ図面で複数ウインドウを開いている場合、それぞれのウインドウ毎に[前拡縮]にならなかった現象を改修しました。
8. [表示]-[抜き]-[解除]コマンド
公差付き寸法値の抜き解除で一部の抜き状態が解除されない現象を改修しました。
9. [作図]-[平行線]コマンド
始終点指定モードの場合、始点入力後のオペレーションバックで、始点指定に戻らない現象を改修しました。
10. [作図]-[切断線]コマンド
切断線の端線の長さが縮尺に応じて変更される問題を改修しました。
11. [作図]-[円]-[3要素]コマンド
特定の順番で要素を選択した場合に円が作図できない現象を改修しました。
12. [編集]-[複写]コマンド
- [同レイヤ]モードで図面間複写をすると、指定位置に複写されない場合があったのを改修しました。
- [同レイヤ]モードでの図面間複写で、複写先のレイヤ状態が書込以外の場合、複写の確認を行うようにしました。
- 図面間複写で、レイヤ情報が正しくコピーされない場合があったのを改修しました。
13. [編集]-[要素属性]-[変更2]コマンド
グループ化された要素の属性を変更すると、グループから外れる現象を改修しました。
14. [編集]-[グループ]-[追加]コマンド
レイヤ間移動したデータに要素をグループ追加すると、要素のレイヤが変わってしまう現象を改修しました。
15. [編集]-[コピー]コマンド
- 「線幅表示あり」の状態で図面コピーコマンドを実行した場合、ワード等に張り付けると破線がつぶれて実線で表示されて見える現象を改修しました。
- イメージ図表示時、線幅のある線分が要素色で表示されなかった問題を改修しました。
16. [寸法]-[長さ]-[累進]コマンド
微妙に水平/垂直ではない線に対して平行の累進寸法を作図しようとした場合、矢印線が出ない場合がある問題を改修しました。
17. [寸法]-[半径]-[半径寸法]コマンド
円に対して半径寸法を記入すると、円が一時的に消えてしまう問題を改修しました。
18. [寸法]-[記号]-[仕上げ]コマンド
「取込」がうまく働かない問題を改修しました。
19. [寸法]-[記号]-[幾何]コマンド
幾何記号記入時、入力公差と作図文字フォントによっては、文字が枠からはみ出る場合があるのを改修しました。
20. [寸法]-[記号]-[データム]コマンド
片矢寸法線に配置できなかった問題を改修しました。
21. [寸法]-[伸縮]コマンド
寸法値に改行(_)がある寸法線を伸縮、または移動すると、文字ドラック表示位置がずれる現象を改修しました。
22. [寸法]-[移動]コマンド
- 挟み線上の寸法値を移動させた際、挟み線の長さが変わらないように改修しました。
- 寸法値を移動すると、寸法線の線端がカレント線端になる現象を改修しました。
※寸法形状が変わる(はさみ形状→通常形状などの)場合は、カレント線端を利用して作図されます。 - 細部引出された角度寸法線を移動した場合に、寸法文字が追従しない現象を改修しました。
23. [寸法]-[整列]コマンド
公差付き水平・垂直寸法線が認識できない現象を改修しました。
24. [寸法]-[線端]コマンド
線端変更中に以前の形状表示が残ったままになる現象を改修しました。
25. [寸法]-[バルーン]-[移動]コマンド
[文字]-[記号]で作図したバルーンが正常に移動しなかった問題を改修しました。
26. [寸法]-[公差]コマンド
寸法値公差を変更する際、寸法数値部分をクリックしないと変更できなかった問題を改修しました。
27. [寸法]-[分割・統合]コマンド
寸法線の指定場所によって寸法統合が動作しない場合があったのを、改修しました。
28. [寸法]-[編集]機能
文字-定型コマンドで作図した引出し線付きの複数行の文字列に対する編集機能を改善しました。
29. [文字]-[定型]コマンド
- 引出しを行った際、文字が引き出し線にかかってしまう場合がある問題を改修しました。
- 「*置換」をおこなった時「_」(改行)の文字が含まれていると、寸法数値位置がずれる現象を改修しました。
- 引出しを行った際、2行目以降の文字列の線幅が異なってしまう問題を改修しました。
- 直径寸法を*置換で任意の文字に変更した際に、Φが置換されない問題を改修しました。
- 半角で文字を配置する場合に、中央、右の基準位置がずれてしまう問題を改修しました。
- 引出した場合の文字位置がずれてしまう場合があるのを改修しました。
- 異縮尺レイヤに引出した場合、文字位置、下線長さがおかしくなる問題を改修しました。
- [*置換]で、「*」を含まない文字の変換ができなかった問題を改修しました。
- [一括変換]で、「*」を含まない文字の変換ができなかった問題を改修しました。
- 文字が正しく参照できなかった現象を改修しました。
30. [文字]-[修正]-[個別]コマンド
アルファベットの大文字と小文字が区別されない不具合を改修しました。
31. [文字]-[修正]-[連続]コマンド
引出し等で複数段になっている文字列を指定した際に、表示される文字列が異なっていた問題を改修しました。
32. [文字]-[移動]/[複写]コマンド
[文字]-[定型]で作図した複数段の引出し文字を移動(複写)しようとした場合に、異常な連動状態で移動(複写)される現象を改修しました。
33. [文字]-[文字属性]コマンド
[文字]-[文字属性]で寸法文字の属性を変更した場合、変更前後で文字位置が変わらないようにしました。
34. [文字]-[整列]コマンド
- 文字幅が1mmより小さい文字を整列(センタ、均等)ができない現象を改修しました。
- 文字列幅より狭い範囲に文字整列(センタ、均等)すると、指定範囲より文字列が小さくなる現象を改修しました。
- 文字整列(センタ、均等)すると、文字位置がずれる現象を改修しました。
35. [文字]-[上下均等]コマンド
縮尺を設定したレイヤにおいて上下均等をおこなうと、下方にずれて均等になる問題を改修しました。
36. [文字]-[展開]-[輪郭]コマンド
「用紙系で配置する」設定をチェックしていても、用紙系サイズで配置されなかった問題を改修しました。
37. [部品]-[シンボル挿入]コマンド
- 塗潰しのある部品を「同レイヤ」で挿入すると、塗潰しが別レイヤに配置されてしまう問題を改修しました。
- FX部品を変換パラメータを利用して読込み配置しようとした場合に、配置基準点が変わってしまう問題を改修しました。
38. [計測]-[距離]コマンド
計測 – 距離コマンドを実行時、画面が再表示する現象を改修しました。
39. [計測]-[体積]コマンド
- サーチループ中に体積コマンドを実行できないように抑制しました。
※不具合の原因となるため。 - 一旦体積計測後に断面を指定しようとした場合、円(弧)/楕円(弧)が認識できなくなる現象を改修しました。
- 回転軸を座標で指定した場合に、2点目が異常な座標になる現象を改修しました。
- カレント図面以外の体積を計測しようとしてもコマンドが初期状態に戻ってしまう現象を改修しました。
40. [設定]-[スタイル設定]コマンド
図面を開いてスタイル設定を変更しただけでは更新状態にならなかった問題を改修しました。
41. [設定]-[レイヤ状態設定]コマンド
- レイヤ状態更新時、縮尺の入力時に5桁で制限がかかるようにしました。
- レイヤ状態更新時、レイヤ名称が無い状態でも更新してしまう現象を改修しました。
42. [設定]-[レイヤ縮尺一括変更]コマンド
縮尺を一括で変更した場合、前置、寸法値、公差が離れたり重なってしまう現象を改修しました。
43. [ツール]-[詳細図]コマンド
「書込」以外のレイヤが詳細図の配置レイヤ、縮尺変更レイヤとして選択できてしまう問題を改修しました。
44. [ツール]-[一括変換]コマンド
JX,SX形式に一括変換した場合、公差付き寸法が文字が重なった状態になる現象を改修しました。
45. ファイルダイアログ機能
「前回の利用フォルダを初期値とする」場合。
図面フォルダに登録していないフォルダ上で表示タイプを変え、図面を開く(保存)を行います。再度ファイルダイアログを開いた時、前回の表示タイプに戻らない(Windows標準の[一覧]にもどる)ため手間になっていた状態を解消し、前回利用状態でダイアログを開くようにしました。
図面フォルダに登録していないフォルダ上で表示タイプを変え、図面を開く(保存)を行います。再度ファイルダイアログを開いた時、前回の表示タイプに戻らない(Windows標準の[一覧]にもどる)ため手間になっていた状態を解消し、前回利用状態でダイアログを開くようにしました。
46. ペン設定
- ペンの設定内容を変更しても、その情報がバックアップされない現象を改修しました。
- 利用できないスタイルが設定されているペン設定アイコンはグレー表示することで、利用できないことが視覚的にわかるようにしました。
47. 複写要素認識
ハイライト要素のみ複写に設定した際に、ハイライト表示の参照要素が認識されない現象を改修しました。
48. 割り込みコマンド実行後のコマンドモード表示
通常コマンドを起動中、マウスオペレーションのある割込みコマンドを実行させると、割込みコマンド終了後に、コマンドモードの表示が戻らないことがあるのを修正しました。
49. ポイントモード表示
利用ポイントモードを限定した場合、表示範囲が小さくなる現象を改修しました。
50. [文字アイコン]表示
正しく表示されない文字アイコンを修正しました。
51. FXパラメータ読込み機能
- FXパラメータ変換でFXII図面テンプレートにレイヤセットがある場合、変換レイヤがそのレイヤセットに変換されてしまう現象を起こさないよう、CADSUPER LIte 図面テンプレートのレイヤセットを無視するように改修しました。
- FXパラメータ変換で変換元情報となるFX図面と、変換図面が同縮尺ではなかった場合、一部の属性に縮尺が正しくかからない現象を改修しました。
52. FX/JXデータ読込み機能
補助線と同ピッチの破線(もしくは点線など)が共存する図面を変換すると、補助線が破線になってしまう現象を改修しました。
53. FX形式保存
FX保存した図面をFXで開いた時にアクティブレイヤのコンボ表示が空白になる現象を改修しました。
54. パラメータファイル設定[DWG/DXF]
AutoCADテンプレート設定で、拡張子判定に問題があったのを改修しました。
55. EasyDraw形式読込み
1万要素以上ある集合要素が含まれた図面が読込めない問題を改修しました。
56. DWG/DXF形式読込み
- 寸法文字に傾斜がある場合、寸法公差が離れてしまう現象を改修しました。
- レイヤが参照している線種情報が正しく設定されない現象を改修しました。
57. MC形式読込み
一部正常に読めなかったMC図面を正常に読めるようにしました。
58. [カスタムコマンド]
カスタムコマンドの文字-任意変更コマンドが、現属性変更になっていたのを改修しました。
59. [コンソールパネル]
コンソールパネルのフライアウト中にESCキーを押してコマンドをキャンセルした際に、フライアウト状態が解除される障害を改修しました。
60. 異常データ
座標、角度などが「無限大」となる異常要素を、図面読み込み時に取り除くようにしました。
ユーティリティ関連
機能強化項目
1. コンバータ
・DWG/DXF変換
- 寸法形状を維持したまま、LiteとDWG/DXFで相互に寸法線として利用できるように変換を強化しました。
- DWG/DXFへの変換時に、縮尺を考慮した寸法への変換ができる機能を搭載しました。
・MC変換
- MC図面読込み直後、「更新」状態にならないようにしました。
- MC図面読込み後のメッセージをワーニング表示にし、わずらわしさを軽減しました。
- ドライブリスやグループリストの構築方法を改善し、パフォーマンスを向上しました。
機能改修項目
1. 出力ユーティリティ
- ドローイング機能と出力レイヤの状態が異なる現象を改修しました。
- 出力ユーティリティで、「ユーザーオプション」ダイアログが表示できなくなる現象を改修しました。
2. 設定情報ユーティリティ
- バックアップ/リストア対象にスクリプトファイルを追加しました。
- [環境初期化]でクリアされていなかったログインユーザのレジストリ情報も削除するようになりました。
- 利用環境でエラーが出た場合のメッセージを詳細なものにしました。