CADSUPER 本体関連
新規搭載機能項目
1. 64Bit化対応
- 32Bit版と64Bit版を提供します。
※CADSUPER 2017 と並列インストールはできますが、CADSUPER 2018の 32Bit版と64Bit版は同じマシンにセットアップできません。
2. 文字/寸法属性保存、切替機能
- 文字や寸法文字のサイズなどの情報を登録し、作図中に簡単に切り替える機能を搭載しました。
3. [ファイル]-[アーカイブ保存]コマンド
- ZIP形式に直接保存できる機能を搭載しました。
4. [ファイル]-[プリンタ出力]/[プリンタ出力]-[複数範囲指定]コマンド
- 複数の印刷範囲の登録、および連続出力できる機能を搭載しました。
5. [編集]-[トリム]-[抜き(統合)]コマンド
- 「中抜き」「外抜き」を1コマンドで行えるように、まとめた機能を搭載しました。
6. [編集]-[グループ形状]コマンド
- 新要素形式の[グループ形状]の「作成」「編集」「解除」が行える機能を搭載しました。
7. [寸法]-[角度]-[累進]コマンド
- 角度に対応した、累進寸法線を描く機能を搭載しました。
8. [寸法]-[引出線整列]コマンド
- コメント-引出しや、細部引出しした寸法の引き出し位置(高さ、角度)をそろえる機能を搭載しました。
9. [編集]-[グルーピング修正]コマンド(割込み)
- グループ認識した要素に対して、削除や要素の追加が割込みで行える機能を搭載しました。
機能強化項目
1. [投影図]-[連動詳細図]/[連動詳細図編集]コマンド
- 連動詳細図に対して、注記文字を同時設置、編集することができる機能を搭載しました。
2. [作図]-[円]/[円弧]コマンド
- 円(円弧)の作図時に行う径入力時、数値後に「R(半径)」「D(直径)」を入力することで、その時のみの径入力に対応しました。
3. [編集]-[伸縮]コマンド
- 径寸法線(直径/半径)付きの円(弧)の径を伸縮した場合、寸法の値・形状も連動するように対応しました。
4. [寸法]-[角度]-[単独]/[寸法]-[スマート寸法]コマンド
- 4方向への180°未満の角度を描く(4種)モードに加え、選択線同士/それ以外の寸法を作図できるように対応しました。
5. [設定]-[要素]コマンド(寸法ページ)
- 寸法値と公差(or後置文字)、前置文字の間を距離設定できるようにしました。
- 寸法の丸め方法を設定できるようにしました。
6. [設定]-[ユーザープロパティ設定]コマンド(寸法・文字ページ)
- 寸法値を複数行にした場合、寸法線を挟んだ上下に配置できる設定を搭載しました。
7. 寸法線作図機能
- 寸法作図時に桁区切りを行うかどうかの設定を搭載しました。
- ハメアイ記号と公差を別情報として、異なる属性(表示サイズ等)を設定できるようにしました。
8. サブフレーム機能
- 計測結果として表示する値を設定する、フィルタ機能を搭載しました。
- 計測結果として、面積、周長等も計測範囲を表示できるようにしました。
- 面積、周長、体積等の計測結果を保存し、再利用できるようにしました。
9. EasyDraw新データ対応
- EasyDraw の最新版(Ver.22)のデータ形式に対応しました。
機能改善項目
1. [ファイル]-[新規作成]コマンド
- 新規に図面を開く際、複数枚同時に開けるようにしました。
2. [ファイル]-[プリンタ出力]/[プロッタ出力]コマンド
- 以前に範囲出力していた場合、範囲指定時に「確定」を行うことで、前回指定した印刷範囲を再利用できるようにしました。
3. [ファイル]-[プリンタ出力]-[全領域]/[範囲]コマンド
- 色-線幅マップ設定に定義されていない色が利用されている場合は警告表示を出し、出力する場合はデフォルト値で行うように対応しました。
4. [表示]-[表示色モード切替]コマンド
- 「表示」メニューに追加し、状態をトグル状態で表現するように対応しました。
- 割付けコマンドを用意。ツールバー上で状態を確認/切替可能にしました。
5. [投影図]-[移動]コマンド
- 移動する際、距離入力に対応しました。
6. [投影図]-[中間省略図]コマンド
- 省略範囲として要素上の端点、交点を指定可能にしました。
7. [投影図]-[省略図解除]コマンド
- 連続で省略図を解除できるように対応しました。
8. [作図]-[点]-[距離・分割点]コマンド
- 円(又は楕円)の分割開始点を1回、or角度入力指定できるようにしました。
9. [編集]-[移動]/[複写]-[レイヤ間]コマンド
- 編集基準として異縮尺上要素の中点を取得可能にしました。
10. [編集]-[グループ]-[除外]コマンド
- 集合要素の集合要素を除外元とする際、最下位の集合要素を除外する機能を追加しました。
コマンド起動時に[確定]操作を行う事で単一除外(従来仕様)と交互に切り替わります。
11. [寸法]-[長さ]-[円弧長]/[記号]-[幾何]コマンド
- 新規JIS円弧長、幾何記号内〇M の表現を改善し、他要素と重ならないようにしました。
12. [寸法]-[半径]/[直径]コマンド
- 半自動モードで作図中、コンソール入力を可能にしました。
13. [寸法]-[引出し]-[座標]コマンド
- データ区分を寸法属性に変更しました。
14. [寸法]-[記号]-[仕上]コマンド
- 文字フォントを、寸法文字属性に設定されているフォントにする設定を作成しました。
15. [寸法]-[記号]-[溶接]コマンド
- 「スポット溶接」記号と「シーム溶接」記号を新JIS仕様にしました。
- 溶接記号の旗の向きを反転する機能を追加しました。
- 特別指示事項の入力エディットボックスが、履歴を持てるようにしました。
16. [寸法]-[伸縮]コマンド
- 補助線付き半径寸法の補助線伸縮に対応しました。
- 半径/直径寸法線の補助線の伸縮ができるように対応しました。
17. [寸法]-[単独化]コマンド
- 単独化した際、補助線を追記しない設定を設置しました。
18. [寸法]-[統合]コマンド
- 寸法の内部的な向きが逆の寸法にも対応しました。
19. [寸法]-[累進寸法編集]コマンド
- 既存の累進寸法基準線を編集できるようになりました。
20. [文字]-[定型]コマンド
- 加算置換機能を追加しました。選択した文字列に含まれる最初の数値を、入力した値で加算した値に置換します。
- 横書き配置を行う際、下線を追加する設定を作成しました。
21. [文字]-[連番]コマンド
- 位置指定時に文字列を指定すると、その文字に番号を追記するようにしました。
22. [文字]-[修正]-[連続]コマンド
- 寸法値を修正対象とした際に、1度のEnter キー入力で次の修正対象の寸法へ移行するようにしました。
23. [文字]-[検索・置換]コマンド
- 「大文字小文字を区別しない」設定を追加しました。
24. [部品]-[機械要素]コマンド
- ねじ(タップ穴以外)
・隠れ面配置機能を追加しました。
- 鋼材
・表示呼び限定機能を実装しました。
・前回のコーナーRを初期値とするようにしました。
- 軸関係
・キー溝:軸径を入力した際、対応する軸すべてを選択表示するようにしました。
25. [部品]-[部品置換]コマンド
- 逃がし穴へ置換する際の穴径初期設定値を、置換元部品の径にするか前回指定値にするか選択できるようにしました。
- 既存部品を残したまま新規部品を追加出来るようにしました。
- 逃がし穴へ置換する際、中心線を描画出来るようにしました。
26. [設定]-[属性]コマンド
- 属性利用情報の表示機能を設置しました。
27. [設定]-[レイヤ状態設定]コマンド
- レイヤ順を変更した場合、対象のレイヤが登録されているレイヤセット内の順番も変更するようにしました。
レイヤセットの複数選択をできるようにしました(Ctrlキーを押しながらクリックしていく)。
28. [設定]-[ユーザープロパティ設定]コマンド
- 全般2
・「移動/複写距離入力時に軸拘束を無視する」にチェックが付いている場合、移動、複写、変形などの軸拘束状態での座標入力で、軸拘束条件を無視した入力情報として扱います。
・「レイヤ状態変更で更新状態にする」にチェックがない場合、図面更新と判定しないようになりました。
- ファイル
・旧CADSUPERデータを開く際に「用紙」で開ける設定を設置しました。
- 編集
・形状指定後の決定時に「確定」を連打した場合に、「形状の中心を対象変形の中心」としない設定を設置しました。
- Cモード
・コマンドモードの条件を検索しやすいように、カテゴリ別の表示に対応しました。
29. [ツール]-[イメージ]-[挿入]コマンド
- 同名イメージファイルを読み込んだ場合に、イメージの更新配置を選択できるようになりました。
30. [ツール]-[プロコマンド]コマンド
- [円座標]コマンド
表作成ルールを追加しました。
- [レイヤ振り分け]コマンド
全レイヤ対象で抽出する場合、「要素が存在するレイヤ」の指定を省略する設定を設置しました。
- [破断線2]コマンド
描画位置指定方法に「中心点指定の代わりに、破断線の両端点を指定する」を追加しました。
- [C面寸法]コマンド
寸法の前後を修飾する文字列を配置できるようにしました。
- [径引出し]コマンド
タップ穴属性が付加されている3/4円を指定した場合、全円として処理するようになりました。
31. [ツール]-[計算]-[梁のたわみ]コマンド
- 計算結果をクリップボードに出力できるようになりました。
32. [ヘルプ]-[キーワードで検索]コマンド
- 検索対象となるキーワードを追加しました。
33. 認識条件設定ダイアログ
- グループ認識設定のダイアログをリサイズ対応しました。
- チェックONで 集合内の子要素をクリック指定、OFFの場合、枠囲み指定に対応しました。
34. ファイルダイアログ
- 前回開いたファイルのあるフォルダの兄弟フォルダを表示するようにしました。
35. コンソールパネル
- コンソール入力の文字入力の場合に利用できる「コメント入力」ウインドウ上に、特殊記号ボタンを配置しました。
- 前回利用した座標入力モードの状態を維持するように対応しました。
36. サーチループ
- オフセット中の周要素計測等、サーチループ作業中のサーチループ利用に対応しました。
- 2点間が離れている(空間距離は接近しているが、サーチループ検出範囲より広い)場合にサーチループで認識できるよう対応しました。
機能改修項目
1. [ファイル]-[開く]コマンド
- 特定の3Dデータ情報の付いた図面を開こうとすると時間がかかる問題を改修しました。
2. [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンド
- PDF形式保存
・表示範囲が原点から離れた位置ある場合に、表示範囲内の形状が出力されない問題を改修しました。
・異縮尺レイヤ上の塗潰しデータが崩れて保存される問題を改修しました。
・線の太さを調整できる設定をパラメータ設定機能に設置しました。 - ファイルダイアログ
・「詳細情報」を表示状態で、図面名称、図番などの図面属性の過去の入力履歴が表示されない問題を改修しました。
3. [投影図]-[投影図]コマンド
- 特定のデータから下面図を出力すると曲線が欠ける場合があった問題を改修しました。
4. [投影図]-[移動]コマンド
- 特定の塗潰しデータが、移動できない問題を改修しました。
5. [編集]-[伸縮]コマンド
- ユーザープロパテイ設定[作図]円・楕円 径入力値が「半径」の場合、円弧長伸縮状態で、入力された長さの倍の長さに伸縮される問題を改修しました。
6. [編集]-[移動]-[拡縮]コマンド
- 手動寸法のみで移動-拡縮を行うと、Cモード4を「変更なし」にしていても文字が拡縮されてしまう問題を改修しました。
7. [寸法]-[伸縮]コマンド
- 引き出し形状で作図した半径、直径寸法を伸縮すると、引き出し形状が解除される問題を改修しました。
8. [寸法]-[形状]コマンド
- 寸法補助線の間に収まるよう桁数変更しても、寸法形状で補助線間に収まるように描かれない問題を改修しました。
9. [設定]-[レイヤ状態設定]コマンド
- レイヤセットを複数選択できなかった問題を改修しました。
10. [ツール]-[簡易属性置換]/[一括変換]コマンド
- 属性置換ファイルを利用して変換した際に参照属性が追加されない問題を改修しました。
11. [ファイル]履歴リスト
- 履歴がロックされたファイルがあった場合に、開いた順に並ばない場合があった問題を改修しました。
12. ポップアップメニュー
- 削除などグループ認識コマンド実行中、「再選択」「認識設定」などのメニューが出なかった問題を改修しました。
13. ステップ入力
- ステップ入力後、図面の操作ができなくなる問題を改修しました。
14. タッチパネル入力
- タッチ操作でCADSUPERの作図ウインドウ外にスライドした際、タッチ作業終了が判定されず、入力待ち状態で止まってしまう問題を改修しました。
15. [寸法]-[一括変更]コマンド
- 長さ寸法を3段の寸法線に結合後に一括変更を行うと、一部の寸法線が重複する問題を改修しました。
16. [寸法]-[一括変更]/[ツール]-[一括変換]コマンド
- ツールバーを文字表示しにした場合に同じ名称だったので、[寸法]-[一括変更]を[一括変]から[一括現]に変更しました。
17. リカバリファイル作成機能
- リカバリファイル作成時、最初に見つかる「CSLink」の指すパスが不明ドライブだった場合に、CADSUPERが正常に起動しなくなる問題を改修しました。
CADSUPER ユーティリティ関連
機能改善項目
1. 出力ユーティリティ
- ファイルを任意の順番にソートできるよう、ソートボタンを設置しました。
2. インチ換算コマンド(オプション)
- インチ換算結果を「上」/「下」に配置する場合、「前置き」「後置き」を含めた「寸法値」の中央に配置するように対応しました。
機能改修項目
1. CADSUPERコンバーター
- DXF->CSD
・特定のコメント引出線を変換すると「引出線端の矢印形状がない」「文字下線部分がない」状態になる問題を改修しました。
検査寸法表ツール Ver1.3 関連
機能改善項目
1. 普通公差テーブルの編集
- 普通公差を任意に追加、編集することができるようになりました。
2. 普通公差テーブルの追加
- 普通公差にJIS B 0403-1995(鋳造品)を追加しました。
3. 普通公差適用寸法の追加
- 普通公差に径寸法線、面取り寸法、引出し寸法が適用できるようになりました。
4. 寸法線の確認位置表示機能
- 寸法線一覧で選択した寸法線の位置を全体図面のどの辺りなのか表示するようになりました。
5. 開始番号
- 寸法線一覧の番号の開始番号が指定できるようになりました。
6. 寸法線個数の取得
- 個数付きの寸法線を寸法線一覧に複数行で取得できるようになりました。
7. 寸法線個数の複数行出力
- 寸法線一覧の個数が複数の場合、個数分の行を出力できるようになりました。
8. 番号の判定NG色
- 寸法線一覧で計測判定がNGの場合、作図されている番号の色をNG色で表示できるようになりました。
9. 寸法線小数桁数の個別指定
- 寸法線一覧で寸法線、公差の小数桁数が個別に指定できるようになりました。
10. 寸法線一覧のソート
- 寸法線一覧の番号、種類、桁数、判定などの一覧をソートできるようになりました。