ベースモジュール Ver4.30
【強化項目】
- 1.システム関連
-
- システム設定のユーザーインターフェースとレイアウトを変更しました。
- システム設定のシステムフォルダに「スクリプトをアプリケーションとして表示する」を追加しました。
- ユーザー設定のオプションに「文字のClearType描画を有効にする」を追加しました。
- ユーザー設定の「拡大縮小倍率」の最大値を10倍に変更しました。
- テンキーがモニターからはみ出た場合、参照項目と被らないように位置補正を変更しました。
- カスタムコマンドにVBMスクリプトコマンドを指定した場合、同名のイメージファイル(bmp、png)をアイコンとして割り付けるようにしました。
【修正項目】
- 1.システム関連
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- サーチループ認識において、レイヤスケールの掛かっている円弧が自動認識できない問題を修正しました。
- サーチループ認識において、円と線の交点から円を選択するとループが確定してしまう問題を修正しました。
- 1図面に対してビューが複数存在する場合、ビューの表示範囲によってグループ認識の色替えが正常に動作しない問題を修正しました。
- 印刷テンプレートを使用すると「ペン幅・線ピッチを拡大率に合わせて印刷する」が効かない問題を修正しました。
- 編集-コピー/範囲コピーコマンドにおいて、クリップボードの図(拡張メタファイル)のみ貼り付けサイズが大きくなる問題を修正しました。
- 編集-コピー/範囲コピーコマンドにおいて、画像の一部をコピーするとクリップボードの図(拡張メタファイル)のみ画像がクリッピングされない問題を修正しました。
- Windows10 バージョン2004 以上にアップデートすると、IMEがONの場合コマンドプロパティで最初の文字が入力されない問題を修正しました。
- 2.作図関連
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- [ファイル]-[挿入]コマンド
クリッピングがOFFの場合にESCキーでコマンドが終了しない問題を修正しました。 - [線]-[線分]コマンド
参照要素のレイヤがレイヤリストの先頭以外の場合にラバーバンドの表示がズレるケースを修正しました。 - [移動/複写]-[レイヤ]コマンド
レイヤリストがスクロールできないケースを修正しました。
- [ファイル]-[挿入]コマンド
- 3,コンバータ
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- DXF/DWG形式
・レイアウト空間の読み込みにおいて、モデル空間に要素が存在しない場合、読み込み後の要素認識が正常に動作しない問題を修正しました。
- DXF/DWG形式
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- HND/JWW形式
・レイヤ数が16枚を超えると異なるレイヤグループに出力される問題を修正しました。
- HND/JWW形式
アドバンスコマンド
【修正項目】
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- [穴配置]コマンドにおいて、「ペンのみを使用する」図面にも関わらずコマンドプロパティのカラー履歴が反映されてしまう問題を修正しました。
ミルモジュール/ルーターモジュール
【強化項目】
- 1.全般
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- レポートスクリプト情報に工具情報インタフェースを追加しました。
- ポストフォルダ内のプレビュー用ファイルを App\MillApp\Image フォルダ(ルーター:App\RouterApp\Image)に移行しました。
- 2.環境設定
-
- 環境設定にタイトルを追加しました。
- 環境設定の設定状態を保存する「開く」「保存」ボタンを追加しました。(.ini)
- ポストページに「加工設定」の選択を追加しました。
- 「作業指示書の形式」をリスト選択に変更しました。
- 3.機械設定
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- 外部変換ツールとして作業指示書スクリプト(.vbr)をサポートしました。
- 4.工具設定
-
- FS条件が複数存在する場合、工具設定ダイアログの表示を F1,F2,F3 → F,F1,F2 のように変更しました。
【修正項目】
- 1.環境設定
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- 環境設定からATCダイアログを開き、新しいATCグループを追加しても反映されない問題を修正しました。
- 2.機械設定
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- 「座標をモーダル管理する」「全円は2分割する」がOFFの場合、座標が出力されない問題を修正しました。
- 3.工具設定
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- 選択グループを変更するとダイアログ全体がチラつく問題を修正しました。
- 4.プロセスツリー
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- 機械と工具をマウスクリックしても選択状態にならないケースを修正しました。
- チェックONの工程にチェックOFFの定義を移動すると、定義のチェックがONにならない問題を修正しました。
- 5,定義全般
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- 角丸め無しでオフセット演算を行うと消滅円弧箇所が面取り状態になるケースを修正しました。
- 6.輪郭加工
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- 輪郭の追い込み演算において、領域が狭い場合にアプローチが反対側に付くケースを修正しました。
- 7.穴加工
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- 穴定義が参照している材質および工具の送り回転を変更しても、NCに反映されない問題を修正しました。
- 穴定義において、条件グループ内のサイクル数が異なる穴サイクルファイルを使用した場合、ハングアップするケースを修正しました。
- 穴サイクル選択ダイアログから穴サイクルを選択した場合、穴形状の画面表示が更新されない問題を修正しました。
ワイヤーモジュール
【強化項目】
- 1.全般
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- 定義のプロパティを一括で編集できる「全プロパティ」機能を追加しました。
- コマンドプロパティとプロセスツリーに1ループ毎に定義を作成する「ループ展開」機能を追加しました。
展開された定義ラベルは、「定義名称:連番」という名称になります。 - ポストフォルダ内のプレビュー用ファイルを App\WireApp\Image フォルダに移行しました。
- 2.環境設定
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- ページレイアウトを変更しました。
- 環境設定にタイトルを追加しました。
- 環境設定の設定状態を保存する「開く」「保存」ボタンを追加しました。(.ini)
- ポストページに「カット条件」(.CND)の選択を追加しました。
- ポストページに「加工設定」の選択を追加しました。
- ポストページの「作業指示書」にスクリプト形式を追加しました。
- 定義オプション1ページに「使用するプロパティ」を追加しました。
- 定義オプション2ページに「使用するアプローチ」を追加しました。
- コントロール-オプションに「定義の再編集でプロセスツリーのラベルを変更しない」を追加しました。
- カラーページに「ツールパス文字サイズ」を追加しました。
- 3.機械設定
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- 外部変換ツールとして作業指示書スクリプト(.vbr)をサポートしました。
- 電気条件にカット条件(材質・板厚・ワイヤー径・加工・種類)に依存しない「ユーザー電気条件」を追加しました。
合わせて「カット条件」の名称を「電気条件」へ変更し、既存の電気条件の名称を「システム電気条件」へ変更しました。 - 電気条件リストにクリップボードへの「コピー」ボタンを追加しました。
- 「電気条件のインポート」の初期選択拡張子をCSVに変更しました。
- オプションに「電気条件が未設定でもワーニングを表示しない」を追加しました。
- オプションに「補正量をオフセット演算する」機能を追加しました。
- ループの基準下穴のみの出力をサポートしました。({HOLE_BASE_LIST}変数、ミルの穴座標リストからのShift + 取込ボタンクリック )
- 4.プロセスツリー
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- パス表示の切り替えに、「ループ番号/定義名称表示」と「加工パスの表示(コアレス)」を表示するモードを追加しました。
- 機械ファイル名称ラベルの右クリックメニューに「機械設定」「機械の電気条件」を追加しました。
- 工程のプロパティにワイヤー径を追加しました。
- 5.ダイ・パンチ・オープン
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- 定義情報としてカットファイルを記憶するようにしました。(旧仕様は定義名の<カットファイル>箇所を解析)
- 定義から機械の電気条件を呼び出した場合、使用ステップとアプローチ種別を電気条件リストに表示するようにしました。
- 電気条件が定義専用の場合、コマンドプロパティの「加工・種類・総カット回数」をハイライト表示するようにしました。
- コマンドプロパティからユーザー・加工・種類を変更した場合、定義専用を解除するようにしました。
- 切り離しのカット方向の補正において、一時停止距離が指定されている場合でも補正を行うようにしました。
- 「テーパー指定・コーナー指定・修飾指定」の「単独・区間・ループ」において、フリー点を指定した場合、対角点で矩形認識するようにしました。
- 定義の「オプション-テーパー指定」が「なし」の場合、ステップ内の「テーパー」項目を無効にするようにしました。
- テーパー指定を行ったにも関わらず全ステップのテーパーが「なし」の場合、ワーニング表示するようにしました。
- コーナー処理の名称を「コーナー内側」→「凹部」、「コーナー外側」→「凸部」へ変更しました。
- コーナー処理において、演算エラーになった場合、エラーを表示するようにしました。
- コーナー処理と任意命令(修飾文字)を個別に指定できる機能を追加しました。
- 6.ダイ・パンチ
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- 「下穴要素」項目に「なし・代表指定・円・アプローチ線」を追加しました。
- 一括指定の場合、ループの指定方法に関わらず下穴要素を検索するように変更しました。
- 一括指定で下穴を自動認識した場合、アプローチ位置の変更オペレーションを省略するようにしました。
- 下穴要素の検索速度を改善しました。
- 下穴が検索できなかった場合、ワーニング表示するようにしました。
- 7.ダイ
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- アプローチの名称を「コアレス(オフセット)」→「コアレスオフセット」、「コアレス(ハッチング)」→「コアレスハッチング」へ変更しました。
- コアレスオフセットにおいて、コアの脱落を押さえるように演算を改良しました。
- コアレス演算でエラーが発生した場合、プロセスツリーの定義名を赤色で表示するようにしました。
- コアレスで斜めアプローチ(アプローチ線も含む)を使用した場合、ワーニング表示するようにしました。
- コアレスで下穴位置からの移動が仕上げ形状に干渉する場合、エラー表示するようにしました。
- 8.オープン
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- オープン定義のアプローチタイプ「直線・直線+切り離し・切り離し」に延長垂点「はい・いいえ」を追加しました。
- 9.トレース
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- コアレスのツールパス表示において、ワイヤー径での塗り潰し表示をサポートしました。
【修正項目】
- 1.環境設定
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- 「リムバールドライブも作成する」のチェック状態が「ポストファイルの更新チェックを行う」に影響されてチェック状態が変わってしまう問題を修正しました。
- 「ポストファイルの更新チェックを行う」がONの場合、「カット条件」(Default.CND)が常に更新されていると誤認する問題を修正しました。
- ポストフォルダを変更した場合、不必要な再起動メッセージが表示される問題を修正しました。
- 2.プロセスツリー
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- 右クリックメニューの「全てのチェックON/OFF」のONが動作しない問題を修正しました。
- 旧バージョンで作成された工程の板厚・ワイヤー径が定義の電気条件と異なるケースを修正しました。
- 工程の新規作成を行うと「新しい工程」になるのを「工程」へ変更しました。
- 機械をマウスクリックしても選択状態にならないケースを修正しました。
- 3.NC生成
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- 微小円弧を含むループのNC生成において、エラー終了またはパス飛びが発生する問題を修正しました。
- 切残し無しでカット回数が2以上の場合、径補正開始スクリプトが生成されない問題を修正しました。
- Mコード変数を間接参照してスクリプトに記載した場合、モーダルがセットされない問題を修正しました。
- 斜めアプローチの場合、クリアランスを指定するとアプローチの位置がズレる問題を修正しました。
- 現在の電気条件と定義専用として保有する条件が異なる場合、同じ内容のワーニングが2回表示される問題を修正しました。
- NC生成の順序が「定義毎」の場合、スクリプト変数の{CUT_TYPE}が出力されない問題を修正しました。
- 切り離しを多重カットで行うと2回目以降の電気条件が正しく生成されない問題を修正しました。
- 形状の位置とNC精度によって、切り離しが生成されないケースを修正しました。
- 4.ダイ・パンチ・オープン
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- 定義専用のカットファイルから古いカットファイルに切り替えた場合、<定義専用>として動作してしまう問題を修正しました。
- 定義の「加工・種類」を変更し機械の電気条件を開くと定義専用のカット条件が表示されない問題を修正しました。
- ステップのカット回数を0にしても、ステップカラーが適用されてしまう問題を修正しました。
- ループ指定が「単独」の場合、定義を確定し再度ループを指定すると確定色で表示されない問題を修正しました。
- コーナー処理において、コーナー外側の丸逃げが反転円弧になる問題を修正しました。
- コーナー処理の角逃げパラメータの幅にマイナス値が入力できてしまう問題を修正しました。
- 再定義で確定終了してもコマンドが終了しない問題を修正しました。
- 5.ダイ・パンチ
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- ループ指定が「一括」の場合、定義を確定するとテーパー箇所が変わってしまう問題を修正しました。
- ループ指定が単独又は一括の場合、認識ループのオペレーションバックができない問題を修正しました。
- 一括指定後のアプローチ位置の変更において、ループを選択すると他のループの表示が消えてしまう問題を修正しました。
- 6.ダイ
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- テーパー箇所の指定時にアプローチをコアレスに変更した場合、カット回数が2以上だとワーニング表示の永久ループに陥ってしまう問題を修正しました。
- コアレス演算において、オフセットエラーになってもエラーが表示されない問題を修正しました。
- コアレスオフセットの内周が逆回りになっている問題を修正しました。
- 7.トレース
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- ツールパスにおいて、「形状が1つの時、切り離しは全て下穴からワイヤー挿入して行う」の状態が反映されない問題を修正しました。
- ツールパスにおいて、ステップが双方向の場合、戻り距離が無視され必ず開始位置まで戻ってしまう問題を修正しました。
3Dゲートモジュール
【強化項目】
- 1.3Dビュー関連
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- システム設定の「アプリケーション切り替え時に3Dモデルを保持する」を廃止し、常に3Dモデルデータを保持するように変更しました。
【修正項目】
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- 1.3Dビュー関連
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- 多階層アセンブリデータを読み込むと、モデルの位置変換が正常に行われない問題を修正しました。
- 2.2Dビュー関連
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- 環境設定の最適化を有効にすると、距離許容誤差より短い要素が抹消されてループが繋がらなくなる問題を修正しました。