CAMCORE EX Ver.4.21

ベースモジュール Ver4.21

 

【強化項目】
1.システム関連
  • サーチループ認識の速度を改善しました。
  • Sentinel System Driver Ver.7.6 を収録しました。
2.作図関連
  • [線]-[平行線]コマンド
    サイド「両側」時の間隔指定(基準からの距離・平行線の幅)を追加しました。
  • [寸法線]-[公差]コマンド
    公差編集「あり・なし」を追加し選択した公差の手編集が行えるようにしました。
3.コンバータ
  • CADSUPER形式
    CADSUPER2020形式の読み込みに対応しました。

【修正項目】

1.システム関連
  • サーチループ認識において、「自動認識は交差箇所まで」がOFFの場合に、ループ認識がハングアップするケースを修正しました。
  • サーチループ認識において、開始要素と終了要素に交点が存在する場合、ループ認識が確定しない問題を修正しました。
  • サーチループ認識において、「自動認識は交差箇所まで」がOFFでも交差方向へ折れ曲がってしまう問題を修正しました。
  • サーチループ認識において、「複数外周を認識」の場合、要素認識ができない問題を修正しました。
  • 編集-範囲コピーコマンドにおいて、文字の一部を範囲コピーするとクリップボードの図のみ文字がクリッピングされない問題を修正しました。
2.作図関連
  • [線]-[線分]コマンド
    レイヤスケールの掛かった図面に対して、終点となる円中心をナビゲーション送りで指定すると不正な終点へ作画される問題を修正しました。
  • [線]-[平行線]コマンド
    サイド「両側」+始終点指定「あり」で始点のみ指定し確定すると片側しか作画されない問題を修正しました。
  • [補助]-[点列読込]コマンド
    XY座標以外のフォーマットを指定するとハングアップする問題を修正しました。
3.コンバータ
    • DXF/DWG形式
      ・AutoCAD2007形式のDXFをプレビュー選択で読み込むと、レイアウト名が文字化けし空図面が開かれるケースを修正しました。

・ベジェ曲線の表示分解能が荒くなるケースを修正しました。

    • JX/FX形式
      ・JX/FX形式の読み込みにおいて、グループ化された要素が正常に読み込めないケースを修正しました。

 

ミルモジュール/ルーターモジュール

 

【強化項目】
1.環境設定
  • 定義オプション1に「切削条件ファイル(CUT)、穴サイクルファイル(CYC)を簡易表示する」を追加しました。
  • コントロール-オプションに「定義の再編集でプロセスツリーのラベルを変更しない」を追加しました。
2.NC生成
  • ATCの履歴数を10から20に増やしました。
3.穴加工
  • 複雑な穴サイクルを用いた場合のレスポンスを改善しました。
【修正項目】
1.NC生成
  • 機械設定の「ATCリストに未登録の工具は予約(空き)T番号から割り当てる」が有効な場合、登録済みのATC工具に割り当たってしまう問題を修正しました。
2.プロセスツリー
  • 工程・定義を選択した場合、形状がハイライト表示されない不具合を修正しました。
  • ツールチップ表示において、穴サイクルの非表示グループが表示される不具合を修正しました。
  • 機械・工具をプロセスツリーに表示すると2番目の工程を先頭に移動できない問題を修正しました。
  • プロセスツリーから定義を削除する事により定義無しの工程になった場合、「全ての工程を開閉」が効かなくなるケースを修正しました。
3.定義全般
  • 定義のプロパティにおいて、「経路ソート」が変更できてしまう問題を修正しました。(動作には影響なし)
  • 環境設定の「定義のラベル表記」をユーザー指定で行った場合、変数の展開で結果が空欄になると定義が正常に作成されない問題を修正しました。
4.形状加工
  • プロパティ・再定義・定義変更において、「角度補正」「円弧切削」が定義作成時と異なる問題を修正しました。
5.ポケット加工
  • 複数のループを指定すると加工順序が意図した順序にならない問題を修正しました。
6.穴加工
  • 穴のカットファイルリストにサブフォルダの内容が表示されない不具合を修正しました。
  • 穴のカットファイルを保存した際、コマンドプロパティのカットファイル名が保存したファイル名にならない不具合を修正しました。
  • 穴サイクルの「円ポケット+輪郭」タイプの径補正が * の場合 -1 と表示される不具合を修正しました。

 

ワイヤーモジュール

 

【強化項目】
1.機械設定
  • 機械設定のカット条件ページのユーザーインターフェースを改良しました。(ページのリサイズ、リストのフォントサイズ、定義からの呼び出し)
2.全般
  • クリアランス演算により下穴位置の内外が反転する際にエラーメッセージを表示するようにしました。
  • 上下形状のトレースにおいて、PG面とUV面の導線を表示するようにしました。
【修正項目】
1.プロセスツリー
  • 機械をプロセスツリーに表示すると2番目の工程を先頭に移動できない問題を修正しました。
  • プロセスツリーから工程・定義を選択した場合、形状がハイライト表示されない問題を修正しました。
  • プロセスツリーから定義を削除する事により定義無しの工程になった場合、「全ての工程を開閉」が効かなくなるケースを修正しました。
2.NC生成
  • 径補正開始~終了までのブロックが生成されないケースを修正しました。
3.ダイ・パンチ・オープン
  • 開始要素に切り残しが2つ以上あり、且つG41で定義した場合、最終コーナーがコーナー処理されない問題を修正しました。
  • 複数切り離しを行った場合、切り離しの一時停止距離が、二つ目以降に付加されない問題を修正しました。
  • 定義を確定後、再表示しないと定義の色で表示されない問題を修正しました。
4.ダイ・パンチ
  • 「下穴位置から垂直進入」がOFFで開始要素にコーナー処理が施されると、コーナー処理が不正な形状になる問題を修正しました。
  • 「下穴位置から垂直進入」がOFFで開始要素が線分の場合、直線アプローチの切残距離・戻り距離を0にすると原点に戻ってしまう問題を修正しました。
  • 「下穴位置から垂直進入」がOFFで開始要素が線分の場合、直線アプローチの戻り距離を0にすると切残が無効になる問題を修正しました。
  • 「下穴位置から垂直進入」がOFFで開始要素が線分の場合、直線アプローチの切残距離・戻り距離を0以外にすると開始要素に垂直に戻ってしまう問題を修正しました。
  • 定義のプロパティ・再定義において、「ループ指定」と「下穴要素」の内容が定義作成時と異なる問題を修正しました。
  • 定義のプロパティにおいて、「下穴要素」が変更できてしまう問題を修正しました。
5.オープン
  • アプローチ直線の切り離しに円弧半径を指定すると終了点が半径分ズレる問題を修正しました。
  • 定義のプロパティにおいて、アプローチに直線とオープンの両方が表示されている問題を修正しました。
  • 定義の再定義において、アプローチを直線からオープン(又はその逆)に切り替えるとコマンドが終了してしまう問題を修正しました。

 

3Dゲートモジュール

 

【強化項目】
1.全般
  • 他のアプリケーションに切り替えても3Dゲートのコマンド群を起動できるようにしました。
2.2Dビュー関連
  • 断面図作成において、線要素が断面線として認識できない不具合を修正しました。
  • 側面図作成において、マウスを動かしながら左クリックで確定すると、ハングアップするケースを修正しました。