ベースモジュール Ver3.91
【修正項目】
1. システム関連
- ユーザー設定-ラインスタイルにおいて、チェックOFFの線種があると図面ファイルを開いた際にエラーが発生するケースがあったのを修正しました。
- ユーザー設定-開く/保存-ファイルの種類の初期状態の設定状態が効かないケースがあったのを修正しました。
ミルモジュール Ver3.91 / ルーターモジュール Ver2.21
機械設定
- サブプログラムの増分値に0を指定すると、その種類のサブプログラムの作成を行わないようにしました。
2. 穴サイクル設定
- パラメータリストの工具タイプの初期値(工具グループ)、サイクルリストのタイプ(固定サイクル)のリスト表示をグリッドタイプで表示するようにしました。
- パラメータ欄のタイプが工具径の場合、パターン入力の際に工具径をリスト選択できるようにしました。
- サイクルファイルの選択を変更しても、パターン項目の幅を変えないようにしました。
3. コマンドプロパティ
- コマンド実行時に前回選択していたカットファイルの選択がクリアされる問題を修正しました。
4. プロセスツリー
- 「削り残しループ送る」において、円弧箇所が正しく削り残しとして検出できないケースがあったのを修正しました。
5. ポケット加工
- XY仕上げ-あり、かつ渦巻き-ありを選択して定義すると、渦巻きを適用できない形状においてXY仕上げ経路がXY残り代分離れた経路になる問題を修正しました。
- 「離れた箇所を許可」をONにして認識すると、オフセット計算が正しくできないケースがあったのを修正しました。
6. 穴加工
- 切削開始Zが空欄の状態でコマンドを実行した時、加工設定-共通Z-切削開始Zを初期値として表示するのをやめました。
- プロセスツリーのラベル表記にZ情報を表示する際、正しいZ情報が表示されないケースがあったのを修正しました。
- サイクルリストに指定するZ点は、切削開始Zより高い場合はエラーとしていたものを、R点より高い場合にエラーとして有効範囲を変更しました。
7. フェイス加工
- ピッチを工具半径未満で指定した場合、正しく経路が求められない問題を修正しました。
8. 等高線加工
- 追加斜面の指定を基本斜面と同じ要素で指定するとエラーが発生する問題を修正しました。
- 荒取りを行う際、渦巻き-ありで定義すると正しく経路が求められないケースがあったのを修正しました。
- 基本形状の円弧に追加斜面を指定した場合、コーナー円弧として計算されるケースがあったのを修正しました。
- XY平面を定義する際、基本形状に対して切削方向を確認する操作において、工具径でオフセット計算できない場合は基本形状をそのまま表示するものとしました。
- コーナー半径-変動半径指定で定義する際、正しくコーナー半径が求められないケースがあったのを修正しました。
9. NC生成
- 前回のATC/履歴のATCを選択しているとき、使用している工具が機械のATCに登録されているとそのATCのT番号が割り振られていたものを、前回のATC/履歴のATCで指定していたT番号を割り振るように変更しました。
- 工具リストにおいてT番号を変更した際、条件に応じてアイコンの状態(青緑赤)も変更するようにしました。
ワイヤーモジュール Ver2.71
1. ダイ/パンチ
- G41で定義した際、アプローチの表示が周回方向が逆になる問題を修正しました。
- クリアランスに0.002程度の小さな値を指定した時に、経路が正しく求められないケースがあったのを修正しました。