CAMCORE EX Ver.3.80

ベースモジュール Ver3.80

 

【強化項目】

1. システム関連
  • 連続処理-イメージ保存にペン幅設定を追加しました。
  • ユーザー設定-開く/保存に「図面ファイル名中にピリオドを認める」を追加しました。
  • ユーザー設定-インターフェイスに「レイアウトの復元を自動で行う」を追加しました。
  • ファイルメニューに「レイアウトの復元」を追加しました。
2. 作図関連
  • [線]-[角度線]コマンド
    始点と終点を指定して描くモードを追加しました。
  • [円/円弧]-[接続円弧]コマンド
    コマンドプロパティに連続性(単独、連続)を追加しました。
  • [修正]-[角丸め]コマンド
    半径に0を指定した場合は角丸めが付加されない通常のコーナー形状を描くようにしました。
  • [修正]-[面取り]コマンド
    半径に0を指定した場合は面取りが付加されない通常のコーナー形状を描くようにしました。
  • [修正]-[変形]コマンド
    コマンドプロパティに角度補正(自由/水平/垂直/自動/半自動)、分割角度(ユーザー設定)、を追加しました。

【修正項目】

1. システム関連
  • 基本設定-領域長の縮尺を変更するとエラーが発生するケースがあったのを修正しました。
  • レイヤ情報の使用属性としてペン、カラーを指定していると文字/寸法線コマンドを使用すると、文字スタイルのペン/カラーがレイヤの使用属性に変わってしまう問題を修正しました。
  • ツリータイプのファイルブラウザのファイル一覧において、ファイル名に数字が付いている際のソートが正しくできていない問題を修正しました。
2. 作図関連
  • [線]-[線分]コマンド
    角度補正-水平+/垂直+を選択して連続線を描いた時、1本以上描いた後で確定した場合は領域枠まで線を描かないものとしました。
  • [線]-[角度線]コマンド
    角度指定モードが必須入力の時、方向欄が無効にならないケースがあったのを修正しました。
  • [移動/複写]-[移動]/[回転移動]/[平回転移動]/[対称移動]/[複写]/[回転複写]/[平回転複写]/[対称複写]コマンド
    コマンドプロパティにレイヤモード制御(あり/なし)を追加し、移動点指定時にアクティブレイヤを変更した時にレイヤモードをアクティブレイヤに自動変更するか選択できるようにしました。
  • [移動/複写]-[移動]コマンド
    図面間移動する際、倍率、回転角が効いていない問題を修正しました。

【コンバータ関連】

1. CADSUPER FXⅡ形式
  • CADSUPER FXⅡ Ver9形式データに対応しました。

 

ミルモジュール Ver3.80 / ルーターモジュール Ver2.10

 

1. 機械設定
  • プログラム-オプションに「X軸を倍寸表現する」を追加しました。
  • プログラム-オプションに「固定サイクルのR点を相対表現する」を追加しました。
  • 文字置換において、正しく置換できないケースがあったのを修正しました。
  • スクリプトにおいて、板厚変数{THICK}を追加しました。
  • スクリプト-ファイル先頭/メイン先頭で初期工程のワーク座標系が参照できない問題を修正しました。
2. 加工設定
  • 側面種別に「旋盤端面 G17YX」、「旋盤端面 G17CX」を追加し、旋盤の端面加工をサポートしました。
3. 穴サイクル設定
  • 機械のヘリカルサポートの有無{MHC}(0:無効 1:有効)を追加した。
4. プロセスツリー
  • 工程のプロパティに「工程名」、「加工原点」、「リファレンス点」、「適用して次工程へ」を追加しました。
5. 輪郭加工
  • コンテキストメニューに「進入穴を代表要素指定」を追加しました。
  • コマンドプロパティにXY追込み(あり/なし)を追加し、ありを選択している場合はXY追込ピッチ、XY追込仕上代を項目表示するようにしました。
  • Z分割-ヘリカルを選択している時、NC生成で脱出側アプローチ円弧が正しく出ないケースがあったのを修正しました。
  • 経路ソート-ありを選択している時、オープンループを指定するとエラーが発生する問題を修正しました。
6. 穴加工
  • 代表指定後に「並べ替え+確定」を追加しました。
7. 等高線加工
  • フラットエンドミルを選択している時、コーナー半径-変動半径指定を行うで半径が小さくなる方向のコーナー半径の計算が正しく行われない問題を修正しました。
  • フラットエンドミルを選択している時、斜面形状を2つ以上指定して正しく経路が求められないケースがあったのを修正しました。
8. NC生成
  • 定義の送り回転が機械の有効範囲外の場合に、ワーニングメッセージを表示して有効範囲内に補正するか確認を行うようにしました。
  • 作業指示書をテキスト形式で作成した時、プログラム番号が出なくなっている問題を修正しました。
  • レイヤ縮尺1/1以外のレイヤに穴定義がされていた場合、{X_NEXT}{Y_NEXT}が正しく出力されない問題を修正しました。

 

ミルモジュール Ver3.81 / ルーターモジュール Ver2.11

 

1. NC生成
  • Gコードモーダル管理により、Z分割サブの先頭のG01が出なくなっている問題を修正しました。

 

ワイヤーモジュール Ver2.60

 

1. 環境設定
  • 「カット条件を定義専用で指定する機能を有効にする」設定を追加しました。
2. 機械設定
  • カット条件において、インポートするとエラーが発生するケースがあったのを修正しました。
3. ダイ/パンチ
  • アプローチ-丸逃げを選択した時、次ステップで切り離しを行いオーバーカット量にマイナス値を指定した時に正しく経路が求められない問題を修正しました。
  • ループ指定-一括でサーチループ認識を行う際、オペレーションモード(外周・内周を自動認識/複数外周を認識)の状態を保持するように改善しました。
4. ダイ/パンチ/オープン
  • コマンドプロパティの条件欄のボタンからカット条件を変更する際、現在の定義専用のカット条件が設定できるようにしました。(環境設定-「カット条件 を定義専用で指定する機能を有効にする」がONの場合)
5. NC生成
  • 機械を変更してもNC生成時の優先順位-順序が変わらない問題を修正しました。

 

旋盤モジュール Ver1.96

 

1. 溝加工
  • 左右の壁が垂直の場合、倣い動作-ありかつ切削方向-右からを選択している時、最初の右側の経路が重なっているのを修正しました。