ベースモジュール Ver3.20
【強化項目】
1. システム関連
- Sentinel System Driver Ver7.5.7を収録しました。
- 起動処理を改善し、起動時間を約40%短縮しました。
- ファイル-PDF出力、PDF添付メール送信、PDFの設定をコマンド追加しました。
- ラバーバンド/ドラッキングを表示している際、ツールチップに情報を表示するようにしました。
- 直線ラバーバンドは、角度、距離を表示
- 円ラバーバンドは、半径を表示
- 円弧ラバーバンドは、始角/終角を表示
- 矩形ラバーバンドは、縦横サイズを表示
- 平行ドラッキングは、角度、距離を表示
- 回転ドラッキングは、角度を表示
- 計測コマンドを強化しました。
- 要素コマンドのコマンドプロパティ-オプション-径 に、半径(直径)を追加
- 距離コマンドのコマンドプロパティ-オプション-仮表示 に(あり/なし)を追加
- 角度コマンドのコマンドプロパティ-オプション-仮表示 に(あり/なし)を追加
- 長さコマンドのコマンドプロパティ-形状を追加
- システム設定-設定タブにおいて、各フォルダの指定の際に存在しないものを指定した場合は、作成するか確認するようにしました。
- ユーザー設定において、マウス・認識-角度自動補正に5°、10°を追加しました。
- ユーザー設定において、コントロール-オーバービューを追加し、「リスト選択はプレビュー表示」を追加しました。
- ファイル-印刷のダイアログにオフセットXYを追加しました。
- テンキーに記号モードを追加しました。
2. 作図関連
- [線]-[線分]、[長方形]コマンド
コマンドプロパティに距離補正-あり/なしを追加しました。 - [円]-[円中心]、[円弧中心]、[楕円]、[楕円弧]コマンド
コマンドプロパティに半径補正-あり/なしを追加しました。 - [移動/複写]-[移動]、[複写]コマンド
切断枠オプション-切断枠を、なし、複写先(移動先)に付ける、元図につける、両方に付ける から選択できるようにしました。 - [寸法線]-[引き出し]コマンド
形状-座標を選択している時、横軸名、縦軸名、セパレータ、座標倍率を指定できるようにしました。 - [寸法線]-[片矢]コマンド
コマンドを追加しました。
3. コンバータ
- JWW形式の強化
背景色の読み込み・書き出しに対応しました。
【修正項目】
1. システム関連
- グループ認識において、「多角形で認識範囲指定」、「円で認識範囲指定」を選択した場合、(移動/複写などの)処理を終えた後は「矩形で認識範囲指定」に戻らず、継続して同じ範囲指定が動作するようにしました。
- グループ認識においてアクティブレイヤを変更し、マウスカーソルをレイヤバーから動かさずに「すべて選択」を行った後、寸法線を再クリックしても認識解除できない問題を修正しました。
- 自動領域長コマンドにおいて、要素サイズを選択してドラッグ配置した直後、マウス入力を受け付けなくなる問題を修正しました。
- ビューセレクターのツールチップに表示される図面イメージの範囲がウィンドウより広い範囲を表示するため、図が小さく表示されるケースがあったのを改善しました。
2. コンバータ
- IGES形式の修正
文字列データが正しくないデータを読み込む際に、例外エラーが発生するケースがあったのを修正しました。
ミルモジュール Ver3.20
1. 環境設定
- 設定タブにて、サイクル設定ダイアログの「工具種別リストにコードを表示する」を追加しました。
2. 加工設定
- ワーク座標に関して、軸の制御方法に側面を追加しました。
3. サイクル設定
- 工具種別をリスト選択する際、グループコードを表示するようにしました。
4. 輪郭加工
- XY残り代にカンマセパレートで「残り代、仕上げピッチ、仕上げ代」を指定できるようにし、プロセスツリーへ1つの定義で登録するように改善しました。
5. ポケット加工
- 渦巻き-あり/なしを設定追加しました。渦巻き可能な形状は、円、長穴、長方形などの同一方向へ曲がる形状。(L、H形状などは不可)
- アップカットからダウンカットへ変更した場合、ヘリカル進入がアップカットのままになる問題を修正しました。
6. フェイス加工
- はみ出し量をカンマセパレートで進入側、脱出側を指定できるようにしました。
7. 等高線加工
- コマンドプロパティ-分割ピッチをスキャロップハイトから計算する際に、ラジアスエンドミルの底面フラット径を加えないようにしました。
8. 工程配置
- 工程の加工開始点への移動が正しく行われないケースがあったのを修正しました。
- 回転配置した際、正しい位置に経路が生成されないケースがあったのを修正しました。
9. プロセスツリー
- 工程のプロパティに配置数を表示するようにしました。
- コンテキストメニューで工程定義を他図面にコピーする機能を追加しました。
10. NC生成
- 作業指示書のヘッダー部の材質表示は、工程毎に異なる材質を設定している時は複数の材質を表示するようにしました。(テキスト形式の場合は最初の工程の材質を表示)
ミルモジュール Ver3.21
1. プロセスツリー
- コピーした工程に所属する穴定義をNC生成すると、送り/回転が出力されない問題を修正しました。
ワイヤーモジュール Ver2.10
1. 機械設定
- プログラム-詳細に「補正量を径補正とする」を追加しました。
- スクリプト-形状-切り離し-一時停止を追加しました。
2. ダイ/パンチ/オープン加工
- アプローチ-切り離しに、一時停止距離を追加しました。(切り離し終了点の手前何mmで任意命令出力)
3. オープン加工
- サーチループ認識において、折り返し要素を認識可能にしました。
- オプション-カット方向(G41/G42)に、「径補正なし」を追加しました。
4. プロセスツリー
- 工程のプロパティに配置数を表示するようにしました。
旋盤モジュール Ver1.60
1. 形状加工
- CAD図形で描いたライン(実線:切削、点線:早送り)を経路にするコマンドを追加しました。
2. コーナー加工
- コマンドプロパティにステップ量、ペック戻り量を追加しました。