CAMCORE EX Ver.2.60

ベースモジュール Ver.2.60

 

【強化項目】

1. システム関連
  • インフォメーションボックスがメインフレームにドッキングした時、コマンドプロパティとツールボックスの内側になるようにしました。
  • ウィンドウ-ビューの同期コマンド(設定・解除)を追加しました。
  • レイヤバーのコンテキストメニューにレイヤ状態を入れ替えるコマンドを追加しました。
  • オペレーション-レイヤ状態設定コマンドを追加しました。
  • 表示マスク参照OFFコマンドにおいて、コマンドプロパティに連続性(単独/連続)を追加しました。
2. 作図関連
  • [線]-[線分]コマンド
    円(円弧)とその内側の点を指定した際、コマンドプロパティ-角度に中心から点への角度を表示して作図していたのを、角度欄を利用せずに作図するように改善しました。
  • [線]-[平行線]コマンド
    始終点指定-有りの状態で、基準要素に円弧を指定して間隔をカンマセパレートで複数指定した場合、ラバーバンドを同心円弧で複数表示するように改善しました。
  • [線]-[十字線]コマンド
    コマンドプロパティの座標指定オプション、円要素指定オプションにペン・カラーを追加しました。
  • [線]-[補助線]コマンド
    コマンドを追加しました。
  • [円]-[円弧中心]コマンド
    径をカンマセパレートで複数指定した際、終角指定時に表示するラバーバンドを同心円弧で複数表示するように改善しました。
  • [移動/複写]-[移動]コマンド
    認識した要素を他の図面へ移動できるように改善しました。
  • [文字]-[記入]コマンド
    要素(線・円)上に添って配置する場合、垂直基準位置により要素の上下に配置するように改善しました。
  • [文字]-[移動]、[複写]コマンド
    認識した要素を他の図面へ移動(複写)できるように改善しました。
  • [寸法線]-[要素]コマンド
    寸法種類が水平/垂直を選択している時、 幅または高さが小さい場合でもマウスの動きで水平/垂直が切り替えられるように改善しました。
  • [寸法線]-[直列]コマンド
    直列寸法線の文字を指定した場合、文字位置を移動できるようにしました。
  • [寸法線]-[形状編集]コマンド
    直列寸法線の文字を指定した際のオペレーション状態(文字位置変更/文字引出し)を次回直列寸法文字を指定しても継続するようにしました。
3. コンバータ
  • DXF/DWG形式の修正
    変換パラメータ設定-読み込みに、「レイヤ番号名の補完を行う」を追加しました。

 

【修正項目】

1. システム関連
  • テンキーの”.”(ピリオド)ボタンが、2つ以上入力できない問題を修正しました。
  • バータイプのコマンドプロパティを使用しているとコマンドを選択した直後にエラーが発生するケースを修正しました。
2. 作図関連
  • [寸法線]-[角度]コマンド
    寸法文字を0度方向に描く際は円弧の内側になるように変更しました。

 

ルモジュール Ver.2.60

 

1. 環境設定
  • 作業指示書の形式にスクリプトを追加し、VBスクリプトでフォームをカスタマイズできるようにしました。
2. 穴サイクル設定
  • サイクルリストにおいて、円ポケットにヘリカルパラメータを追加しました。
  • サイクル設定ダイアログに「更新時の上書き確認を行う」を追加しました。
  • サイクルリストにおいて、環境設定-コマンドプロパティで「工具条件-種類」をフィルタリングするにチェックONにしている場合、円ヘリカルでタップ工具が選択できるように修正しました。
3. 工具設定
  • 回転のみ値が入力されている工具を上書きせずに自動計算する場合は、入力されている回転値から送りを求めるようにしました。
4. 加工設定
  • AB軸の制御方法を追加し、ロータリー加工ができるようになりました。
  • ワーク座標の設定にAB軸の回転半径を追加しました。
5. 形状加工
  • コマンドプロパティ-高速線種を追加しました。
6. 輪郭加工
  • 円弧にアプローチする際、正しくアプローチ形状が付かないケースを修正しました。
  • アプローチの各パラメータがカンマ(,)セパレートで脱出側の数値が指定できるようになりました。
7. ポケット加工
  • ピッチ計算-オフセット(最適)において、ピッチが工具径の50%を超える場合は鋭角コーナー内側の削り残しが発生しないように直線で除去するように改善しました。
  • ピッチ計算-オフセット(最適)において、ラジアスエンドミル(フラット直径≧ピッチ)の場合はスキャロップハイトが発生しないように改善しました。
8. オープンポケット加工
  • コマンドプロパティ-ピッチ計算(オフセット/オフセット(最適)/トロコイド)を追加し、任意形状に対する経路が選択できるようになりました。
9. テーパー加工
  • アプローチの各パラメータがカンマ(,)セパレートで脱出側の数値が指定できるようになりました。
10. スロープXY加工
  • アプローチの各パラメータがカンマ(,)セパレートで脱出側の数値が指定できるようになりました。
  • 斜面方角が90~270度の時、正面図で表現する斜面の進行方向によって正しく計算されないケースを修正しました。
11. スロープZ加工
  • アプローチの各パラメータがカンマ(,)セパレートで脱出側の数値が指定できるようになりました。
12. 等高線加工
  • アプローチの各パラメータがカンマ(,)セパレートで脱出側の数値が指定できるようになりました。
13. NC生成
  • 工具交換の最適化を強化し、対象となる定義として「穴のみ」、「全ての定義」から選択できるようになりました。
  • NC生成ダイアログで径補正番号を変更できるようにしました。
  • B軸で面角度を出力する際、モーダル管理するようにしました。
  • 主軸回転(M03/M04/M05)をモーダル管理するようにしました。
  • 機械設定-スクリプト-メインプログラム-開始において、変数GRP14(Gグループ-ワーク座標)の内容を最初の工程のワーク座標になるようにしました。

 

ワイヤーアプリケーション Ver.1.70

 

1. 環境設定
  • カラーにステップ区分のカラー指定を追加しました。
2. 機械設定
  • プログラム-詳細に「ファーストカットのみ助走付加する」を追加しました。
3. ダイ加工/パンチ加工/オープン加工
  • ステップ1~5の色を区分毎(切り残し/切り離し/仕上げ)にカラー表示するようにしました。
  • 直線、直線+切り離し、円弧、オープンの各アプローチは切り残し距離が複数要素にまたがっても指定できるようにしました。
4. NC生成
  • UV命令が「XYからの相対」の時、円弧の終点でXYとUVが一致する場合、UV座標が省略される問題を修正しました。
  • 上下異形状のUVアプローチが正しく求められないケースがあったのを修正しました。