CAMCORE EX Ver.2.50

ベースモジュール Ver.2.50

 

【強化項目】

1. システム関連
  • フレームスタイルが2003の時、クライアントエリアのバックカラーを変更しました。
  • ビューセレクターに他のビューを閉じるコマンドを追加しました。
  • ファイル-メール送信コマンドを追加しました。
  • ユーザー設定のフレームをインターフェースに改名しました。
  • ユーザー設定に定型文を追加し、コマンドプロパティ入力の時にコンテキストメニューから指定できるようにしました。
  • ユーザー設定-インターフェースにマスク設定リストのマウス操作に関する設定を追加しました。
  • マスク設定ダイアログの各リストボックスを選択する際のマウス操作を改良しました。
  • インフォメーションボックスに文字入力できるように改善しました。
  • コマンドプロパティのコンテキストメニューから、文字サイズをカスタマイズできるようにしました。
  • 表示マスクをOFFにする条件をマウスクリックで要素から参照する、表示-表示マスク参照OFFコマンドを追加しました。
  • 表示マスクを全ての条件をONにする、表示-表示マスクALL ONコマンドを追加しました。
2. 作図関連
  • [線]-[線分]コマンド
    線1と線2を指定した場合、2線の2等角線(2線が平行な場合は中間線)を描くようにしました。線1と線1の線上点(延長線上を含む)を指定した場合は、線上点を通過し線1に直交する線を描くようにしました。
  • [修正]-[平行線]コマンド
    記入点指定時に基準要素で指定していたものを再指定した場合は、基準要素選択を解除するように改善しました。間隔入力-連続の場合は要記入点指定指定時に確定すると、基準要素選択を解除するように改善しました。
  • [線]-[二重線]コマンド
    コマンドを追加しました。
  • [修正]-[等分線]コマンド
    線1、線2が1直線上に存在する時の等分方法を垂直等分するように改善しました。
  • [円]-[円中心]コマンド
    同心円を描く場合、全ての径でドラッキング表示するようにしました。
  • [修正]-[角丸め]コマンド
    コーナー構成要素が全円でも角丸めできるように改善しました。
  • [修正]-[伸縮2要素]コマンド
    要素2指定時に要素1で指定していたものを再指定した場合は、要素1選択を解除するように改善しました。連続性-連続の場合は要素2指定時に確定すると、要素1選択を解除するように改善しました。
  • [移動/複写]-[回転]、[対称]コマンド
    レイヤモード(同レイヤ/アクティブレイヤ)を追加しました。
  • [[対称移動]、[対称複写]コマンド
    文字上下反転(なし/あり)を追加しました。
  • [寸法線]コマンド
    寸法文字の情報をコマンドプロパティに追加しました。
  • [寸法線]-[引出し]/[番号]/[面取り]コマンド
    記入済み要素を指定した場合、移動するようにしました。
3. コンバータ
  • DXF/DWG形式の修正
    ハッチング要素(縁取り-あり)を書き出す場合、縁取り要素を別途出力するように改善しました。
  • HND形式の修正
    点スタイル△のデータを読み込んだ際、同じスタイルで表示するように改善しました。

 

【修正項目】

1. システム関連
  • オフセット演算において正しく求められないケースがあったのを修正しました。
2. 作図関連
  • [文字]-[記号文字]コマンド
    レイヤが追加されるケースがあったのを修正しました。

 

ミルモジュール Ver.2.50

 

1. 機械設定
  • 固定サイクル戻り量を追加し、固定サイクルの時間計算を改良しました。
  • スクリプト変数を追加しました。ワーク座標リスト({P_LIST})、ワーク座標原点({X_ORG}、{Y_ORG}、{Z_ORG})次回停止までの加工時間({CUT_TIMENEXT})
2. 穴サイクル設定
  • 固定サイクル引数にカンマ区切りで任意の位置に命令を挿入できるようにした。
3. プロセスツリー
  • メニューに定義変更を追加しました。
4. 輪郭加工
  • オフセット演算が正しく求められたか、工具径で検査するようにしました。
5. ポケット加工
  • オフセット演算する際、工具径の50%を超えるピッチを指定した場合は島のセカンドオフセットピッチを工具径-ピッチで行うように変更しました。
  • オフセット演算が正しく求められたか、工具径で検査するようにしました。
  • オープン箇所の経路計算を改善しました。
6. 等高線加工
  • 平面YZ/ZXが選択できるように強化しました。

 

ワイヤーアプリケーション Ver.1.60

 

1. 機械設定
  • スクリプト変数を追加しました。ワーク座標リスト({P_LIST})、ワーク座標原点({X_ORG}、{Y_ORG}、{Z_ORG})次回停止までの加工時間({CUT_TIMENEXT})
2. ダイ加工
  • コアレスカット+2nd+3rdの加工をする場合、定義毎かつ戻り量0の時は、コアレス後のカット終了、2ndカットのカット開始を省力するように改善しました。
3. ダイ加工/パンチ加工
  • アプローチタイプー角逃げ/丸逃げにコーナー半径を追加しました。
  • アプローチタイプー角逃げの位置計算を、下穴位置から垂線を下ろした位置が角逃げ幅の中央になるようにしました。
  • アプローチタイプー角逃げに平行-はい/いいえを追加し、はいを指定した場合は円弧形状にアプローチすると平行な円弧で逃げるようにしました。
4. ダイ加工/パンチ加工/オープン加工
  • コマンドプロパティのG41/G42の表記を時計回り/反時計回り(オープン加工は左側補正/右側補正)に変更しました。
  • コーナー処理―角逃げ/丸逃げにコーナー半径を追加しました。