検査表システムの基本操作

検査表システムの使い方を動画でご紹介いたします。基本の検査の流れに沿って動画を公開しておりますので、是非ご参照ください。

データ読込み
DXF・DWG・PDF・画像の読込み方法

検査表システムに図面データを読込む方法をご紹介しています。データの種類によって開き方が異なります。

《操作の流れ》
1.「ファイルを開く」を実行し、図面を開きます。
  DWG/DXFの場合:そのまま図面が開きます。
  PDFの場合:パスワード入力や縮尺設定をして開きます。
  画像の場合:尺度・ノイズ設定をして開きます。

【ポイント】
●CAD等で変換したフォント情報がある図面データ(DWG/DXF、PDF)を推奨いたします。スキャンPDFや画像データは寸法自動抽出ができません。
●DWG/DXFデータやCADで変換したPDFデータであってもベクトル文字(CAD文字)として出力された寸法は自動抽出できませんので、ご使用のCADの設定でフォント情報があるデータ保存をお願いします。

寸法の自動取得
寸法要素を自動抽出する方法

図面内の寸法全体を囲み、寸法情報を自動抽出する操作をご紹介しています。

《操作の流れ》
1.まずは画面右上の「検査表」コマンドを起動し、検査表システムウィンドウを開きます。
2.検査表システムウィンドウの「自動取得」コマンドを実行し、図面ウィンドウの寸法情報を全て囲みます。
3.(フォント情報がある図面であれば)自動的に寸法情報を一覧にまとめます。

【ポイント】
●フォント情報がないデータ(画像やスキャンPDF)は寸法文字を認識できないため、手入力で寸法値を入力する必要があります。
●グループ化された形状の場合、すべての図形が赤く表示されて寸法だけを認識できないケースがあります。この場合、グループ化を解除してから再度お試し下さい。グループ解除方法は「寸法を囲っても認識しないときはどうすればいいですか?」を参照ください。
●その他、寸法抽出やバルーン配置に関する操作手順は下記の動画を参照ください。

寸法抽出関連の参考動画
寸法取得
寸法を個別に取得する方法
疑似寸法取得設定
寸法属性がない文字列を寸法として認識して取得する方法
コメント取得
文字要素を取得する方法
認識設定
取得したい(または除外したい)寸法種類を選択する方法
新規作成
追加で検査表アイテムを新規作成する方法(画像データの時の寸法入力方法)
新規番号
番号配置しながら検査表アイテムを新規作成する方法(画像データの時の寸法入力方法)
新規作成
普通公差の新規作成方法
公差等級の追加
公差等級の追加方法
公差等級の削除
公差等級の削除方法
番号表示
番号・バルーンの表示/非表示

抽出した寸法に番号(バルーン)を記入する方法をご紹介しています。

《操作の流れ》
1.検査表ウィンドウの「番号作図」を切り替えるだけでバルーンのオン/オフを切り替えることができます。

番号・バルーン配置の参考動画
番号移動
番号を個別で移動したり、引出し線あり/なしの設定方法
番号指定(番号オーダー)
バルーン番号を任意の順番で指定
番号変更
番号の変更方法
寸法置換
寸法とバルーンを番号に置き換える方法
番号表記設定
[設定]-[番号作図]-[番号表記]の詳細設定
番号配置設定
[設定]-[寸法取得]-[番号配置]の詳細設定
計測値入力
計測値の入力方法

計測結果を入力していきます。結果を手動でキーボード入力する方法のほか、デジタルノギス等の測定機器から入力する方法があります。

《操作の流れ》
1.「検査開始」コマンドを実行します。
2.計測値1のセルをクリックして入力する準備をします。
3.計測結果を入力していきます。

【ポイント】
●計測結果を入力すると、公差の範囲でOK/NG判定を行います。
●計測回数は事前に設定しておくことができます。(毎回設定する必要はありません)
●測定器はテレメジャー、U-WAVE、などに接続可能です。その他の機種に関してはお問い合わせください。
●目視検査などの場合、キーボードでOK/NGを入力も可能です。「OK:vキー」「NG:xキー」
●その他、測定に関する操作手順は下記の動画を参照ください。

測定・検査関連の参考動画
測定器指定
測定器の指定方法
値表記・値配置設定
図面内に計測結果を記入する方法
[⚙設定]-[⚙検査表]-[値作図]-[値表記]/[値配置]
検査表・検査項目設定
[⚙検査表]-[検査表]/[検査項目]の設定の概要
検査表出力
検査表の出力方法

測定・検査が終了した検査表一覧をドキュメントに出力する方法をご紹介しています。

《操作の流れ》
1.(図面キャプチャが必要な場合)「画像取得」コマンドを実行
2.図面画像を選択
3.「検査表出力」コマンドを実行
4.保存先、ファイル名を指定

【ポイント】
●エクセル・ワード・CSV形式に出力が可能です。
●「⚙設定」「表出力」ページで出力先のセル位置を設定することで、自社テンプレートに合わせることができます。詳細な設定手順は、下記の動画を参照ください。

検査表出力関連の参考動画
検査表出力・テンプレート設定
[設定]-[表出力]-[出力種類・出力設定名]/[Excel/Wordテンプレート]の設定
出力設定
[設定]-[表出力]-[出力設定]の設定の概要
テンプレート作成
検査表に画像添付方法
テンプレート設定_Excel(縦)
Excel(縦方向出力)設定方法
テンプレート設定_Excel(流し込み)
Excel(流し込み出力)設定方法
テンプレート設定_Excel(横)
Excel(横方向出力)設定方法
テンプレート設定_Word
Word出力設定方法
画像設定
[設定]-[表出力]-[画像設定]の設定
その他の設定
[設定]-[表出力]-[図面のプロパティ]/[出力情報]/[計測値]/[計測値ごとの判定]の設定
ログ出力
データ検証のためのログを出力するときに利用します
バックアップと復元
同じ設定を別のPCに移行するときに利用します
初期化
設定を初期化したいときに利用します
設定情報登録
クイック切替機能で、取引先ごとに設定を変更するときに利用します
基本フォント設定
[基本設定]-[フォント設定]の概要紹介です
基本表示設定
[基本設定]-[表示設定]の概要紹介です
表示移動
番号を選択したときの図面寸法一への表示移動量の設定
寸法イメージ取得設定
図面寸法イメージ取得の設定方法
寸法取得設定
[設定]-[寸法取得]-[寸法取得]の概要紹介です
その他の取得設定
[設定]-[寸法取得]-[個数記号]/[寸法補助記号]/[除外パターン]/[置換文字]の設定
定義データ設定
[設定]-[定義データ]-[測定器]/[受信機]/[コメント]/[計測値マッピング]…の設定
検査表データの読込み
過去の検査表を取り込み、結果を比較するときに利用します
PDF出力
PDF出力の方法
図面印刷
図面の印刷方法
検査表ウィンドウ
検査表ウィンドウの機能紹介
線幅表示
図形の線幅表示の切り替え方法
選択方法
寸法を選択する際の便利な認識方法