2022.5.27
《概要とポイントの説明欄》
縮尺の違う図面間の複写や、一部分を拡大/縮小するレイヤ間の移動が簡単にできます!
組図をもとに部品図を作成する際などに、縮尺が違う図面に複写したり、詳細図など一部分を拡大する際に、縮尺の違うレイヤに移動することができます。
■ここがポイント!
縮尺が違う図面でも、組図から部品図をコピーするため、再度部品図を作図する必要がありません。また、DXFなど1/1で表示されている図面内の詳細図でも、縮尺の違うレイヤを追加し、移動することで、正しい詳細図として表示することができます。
・対応バージョン 2015 Build01~
・使用するコマンド 編集-複写-平行
編集-移動-レイヤ間
《操作手順》
■縮尺違いの図面間複写・レイヤ間移動■
縮尺の違う図面間の複写や、縮尺の違うレイヤ間の移動が簡単にできます。
【縮尺違いの図面間複写方法】
ポイント!
「ウィンドウ」-「横に並べて表示」で表示すると、複写を行いやすいです。
①「編集」-「複写」-「平行」を実行します。
②コマンドモード2が「現レイヤ」なのを確認します。
③複写する要素を選択します。
④基準点を指定します。
⑤配置点を指定します。
【縮尺違いのレイヤ間移動方法】
①「設定」-「レイヤ状態設定」を実行します。
②「追加」より、「レイヤ名」と「縮尺」を入力し、レイヤを追加します。
③「OK」をクリックします。
④「編集」-「移動」-「レイヤ間」を実行します。
⑤移動する要素を選択します。
⑥基準点を指定します。
⑦配置点を指定します。
縮尺違いの図面間複写・レイヤ間移動に関する操作動画
一連の流れをナレーション音声付きの動画でご紹介しておりますので、是非ご視聴ください。(myANDOR会員様限定)