CAMCORE EX Ver.3.94

ベースモジュール Ver3.94

 

【修正項目】

1. システム関連
  • サーチループ認識において、内周/外周を自動認識する際、長穴のような形状(円弧が交差している)が島として存在すると、正しく認識できない問題を修正しました。
  • サーチループ認識において、連続要素の自動認識の再、円弧と円弧の端点が微妙に離れている時、連続要素の自動認識で逆向きになって止まる問題を修正しました。
  • レイヤ設定ダイアログにおいて、リストの空白行をダブルクリックした時にレイヤ編集ダイアログが表示されてしまう問題を修正しました。
  • レイヤ設定ダイアログにおいて、1行選択した状態で編集ボタン押下から編集操作を行いOKボタンで編集を終了しても状態が反映されない問題を修正しました。
  • レイヤバーでアクティブレイヤあるいはアクティブフィルタを変更した際に、オーバービューに表示が反映されないケースがあったのを修正しました。
  • VBスクリプト実行時に構文エラーメッセージが表示されている状態で他のコマンドを実行するとエラーが発生する問題を修正しました。
  • フォームコントロール(32ビット版FM20.DLL)が組み込まれていない時、スクリプト編集中に新規ファイルを保存するとエラーが発生する問題を修正しました。
2. 作図関連
  • [線]-[二重線]コマンド
    参照モード(キーボードAlt+左クリック)で2点(線の端点と線の端点)を指定すると、二重線が線の端点を始点としてしまう問題を修正しました。
  • [移動/複写]-[対称移動]/[対称複写]コマンド
    全円を対称移動(複写)すると開き角が0になるケースがあったのを修正しました。
  • [寸法線]-[直列]コマンド
    寸法補助線を 指定し隣接するように寸法線を描くとエラーが発生するケースがあったのを修正しました。

 

ミルモジュール Ver3.96 / ルーターモジュール Ver2.26

 

1. 各定義
  • コマンドプロパティの工具選択欄において、ATCリストから選択する状態で定義変更を行うと工具径が全て表示される問題を修正しました。
2. 形状加工
  • UP移動している時に終点として点要素を指定すると、原点へ移動する経路になる問題を修正しました。
3. 輪郭加工
  • Zアプローチと指定した形状の干渉検査を行うように改善しました。
  • ほぼ平行な2線と、開き角がほぼ180°の円弧で構成されるU字形状をオフセットすると、コの字形状になってしまう問題を修正しました。
  • 円弧に接線が接続しているとき、接続箇所のベクトル方向が180°反転している時、角丸め-なしの状態で求めた工具中心経路を逆オフセットした場合に元の形状に戻らない問題を修正しました。
  • オフセット計算において、要素伸縮、接線挿入、接線挿入(長さ制限)のモードで演算した際、正しく求められないケースがあったのを修正しました。
  • オフセット計算した結果の干渉検査を行った際に仕上げ形状と干渉を検出した場合、1ループにつき1箇所の表示を行っていたものを、1ループにつき全ての干渉箇所を表示するように改善しました。
  • 工具イメージをドラッキングする場合(横イメージOFF)、ラジアスエンドミルR0の工具を選択すると工具径を表す円が表示されない問題を修正しました。
4. ポケット加工
  • 切削エリア-外側で定義する際にオフセット計算した直後に「経路の縫合に失敗した箇所があります」とワーニングメッセージが出るケースがあったのを修正しました。
  • 切削エリア-外側、計算方法-外側オフセットで定義した経路をNC生成すると、経路が正しく出ないケースがあったのを修正しました。
  • 渦巻き経路が正しく求められないケースがあったのを修正しました。
  • ループ形状が微小要素で構成されている時、正しく求められないケースがあったのを修正しました。
5. オープンポケット加工
  • ループ形状の構成要素としてポリラインが含まれると、フリーズするケースがあったのを修正しました。
6. 穴加工
  • 円ヘリカルG02/G03で定義すると、脱出アプローチが正しくNC出力されないケースがあったのを修正しました。
  • 円ヘリカルG02/G03で定義すると、NC出力した時にZ点で指定した座標に合わないケースがあったのを修正しました。
7. テーパー加工
  • 上面と下面の要素を関連付けする際、上面要素と下面要素を連続して関連付けすると正しく経路が求められないことがある問題を修正しました。
  • 上面と下面の関連付けを行う際、1点と複数要素を関連付けした箇所へアプローチ位置を指定できないものとしました。
  • 自動関連付けを行った際に、正しい関連付けができなかった場合は、手動の関連付けにオペレーションを切り替えるようにしました。
  • ボールエンドミルで定義する際、ボール中心起動が求められない時のメッセージを改善しました。
  • 自動割り付けした時に要素が分割された状態となり、手動の関連付けを行う時には分割された状態を元に戻した状態で操作するように修正しました。
8. 等高線加工
  • コーナー半径-変動を選択して追加斜面の指定を行って定義した時に正しく求められないケースがあったのを修正しました。
9. プロセスツリー
  • プロパティで輪郭定義を変更する際、干渉検査-なしの時は径補正の有無を変更できないものとして、ワーニングメッセージを表示するようにしました。
  • 削り残しループを送るにおいて、外周と外周のオフセット計算で合成された箇所の削り残しを検出できないケースがあったのを修正しました。
10. NC生成
  • ワーク座標の軸制御-側面を設定してNC生成した時、全円を2分割すると座標がずれる問題を修正しました。

 

ワイヤーモジュール Ver2.74

 

1. オープン
  • 脱出位置をループ指定した最終要素上に指定した場合、径補正キャンセルがNC出力されない問題を修正しました。
  • アプローチ-直線を選択している時、ループ形状の最終要素が円弧の時に脱出点の指定を省略すると、戻り位置の方向が開始点の方向に向かない問題を修正しました。
2. ダイ/パンチ/オープン
  • アプローチパラメータの戻り距離に0を指定している時、双方向カットすると径補正キャンセルが単独で出力するケースがあったのを修正しました。
3. NC生成
  • 現下穴番号{HOLE_NO}を、形状-切り離しー開始、形状-切り残しー開始、形状-仕上げー開始、でも使用できるようにしました。

 

アドバンスコマンド Ver.2.63

 

【修正項目】

  • [歯車]コマンドにおいて、入力項目に不定値が表示される問題を修正しました。